持続可能なスシネタをオーダーするときにチェックすべし?

sushi_48817198「サステナビリティ」といえばエコフレンドリーな人たちにとっては聞きなれたワードですが、よく聞く言葉だけど何だっけ……という人! それは直訳すると持続可能な、という意味なんです。

もともとは環境問題など、「今がよければ良い」という考え方ではなく将来に渡って、よい社会と自然環境を保ち続けることを目指した取り組みなどに関して使われることが多いです。今となっては少し古臭く感じる言葉ではありますが、ロハスはLo(Life style of)、Ha(Health and)、S(sastainablity)の造語でしたよね。

さて、今回はその「サステナビリティ」に関連するちょっとおもしろいアプリを紹介したいと思います。

カリフォルニア州モントレーに、モントレー水族館というのがあるのですが、この水族館は海洋環境教育や政策提言において世界的にとても有名な水族館なのです。ここでは1999年からSeafood Watchというお魚ガイドを発行しています。

科学者、米国海洋大気庁、水族館のリサーチャーなどが協力して調べた漁法や養殖法が環境やほかの生物に与える影響(資源量、乱獲、違法魚、生態系への害、混獲など)を背景に、北米市場に出回る約350種類の魚を「Best choice(たくさん食べてもOK)」、「Good alternative(食べすぎは注意!)」、「Avoid(食べるのは避けて!)」という3段階で格付けしているものです。折りたたむと名刺サイズぐらいのポケットガイドで、レストラン、スーパー、動物園などで配布しています。

seafood-watch568x568これが今ではiPhoneのアプリになっていて、すし屋やスーパーで魚を買うとき、食べるときにチェックできるようになっているのです。アメリカではスーパーマーケットでは鮮魚売り場で売る魚をSeafood watch基準で赤、黄、グリーンのカラーラベルを商品につけて販売しているお店も増えてきています。ホールフーズでは2010年よりこのシステムを導入しています。

Seafood watchのほかにも「Sustainable seafood guide」、「Good fish guide」、「Ocean Wise」、「Best Fish guide」など海外のアプリではたくさんのバージョンでこのような海洋環境を考えたアプリが登場しているので消費者の関心度が高いことが伺えます。

日本語版のSeafood Watchはないけれど、「グリーンお買物ガイド」というアプリがあるのでチェックしてみてください。

fish_62889147では、どうしてこんなに世界では関心が高いサステナブル・シーフドが日本ではイマイチ注目されていないのか? それは日本では海で資源管理、漁業規制ができていないからです。

アメリカ、ノルウェー、ニュージーランドなどでは魚の種類や地域ごとに年間に採っていい量が船ごとに割り当てられているのです。日本では規制がないために、早いもの勝ち、取ったもの勝ち、という状態になっていて、クロマグロやウナギなどおいしい魚が減っていく状況を避けられなかったのです。

が、ようやく2013年には西友がトレーサビリティの強化を、2014年にはイオンが「持続可能な調達原則」を発表しています。ちょっと固い話になってしまいましたが、子供たちにおいしい魚を食べさせてあげるために、ちょっと気にしておきたいお話だと思います。というわけで、日本のサステナビリティ・シーフードのカギを握っているのは消費者なんですね!

Written by Yukiko Mirror